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アイヌとハワイアン

夕べNHKで、アイヌの少女・知里幸恵が編集した「アイヌの神謡集」という本が出版されるまでの経緯についての番組をやっていました。

日本が近代化に邁進する明治、アイヌ民族は迫害され、差別され、彼らの暮らしと文化は消し去られようとしていきます。そんな中で17歳だった知里幸恵は、アイヌ研究家の金田一京助に出会い、「カムイユカラ」(口承文学、神謡)の価値を説かれ、アイヌ文化の豊かさを伝え、民族の復権を訴えようと、幼い頃から祖母や叔母より聞いていた「カムイユカラ」を記し始めます。そのノートを金田一に送ると、感心した金田一から「アイヌ神謡集」の草稿執筆を勧められ、持病の心臓病を押して上京。金田一家で原稿を書き終え、校正も済ませ後は発行するだけの状態にまでに仕上げたところで、心臓麻痺により帰らぬ人となってしまいます。「人間の本当の豊かさとは何か」 幸恵は、自らの命を削って、アイヌが語り継いできた伝承を「アイヌ神謡集」として本にまとめ、私たちに問いかけているのです。

アイヌの人々は「人は感謝と敬いの気持ちで生きれば、神が 幸せにしてくれる」と伝承してきたそうです。自然界をカムイとして謙虚に祈り、自然の恵みに感謝し、カムイとの互助精神で、自然を改造・破壊・汚染することなく生活してきた民族なのです。そのスピリットが、なんだかすごくハワイアンに似てる!?

先住民族として、搾取され、強奪され、騙され、犯され、言葉と名前と文化を奪われた、同じ犠牲の歴史。。。

まだまだ知らないことがたくさんあります。いくつになっても勉強だー!

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